キンドル買った

先日のamazonセールでキンドルが安かったので買った。使い心地は悪くない。

もともとは就職する前にIT本をいくつか読もうと思い、このさい電子書籍にしたほうが整理とか持ち運びがしやすいだろうと考えて買ったものだったが、論文もキンドルで読もうと思い至った。

 

とりあえず何も考えずに、パソコンからキンドルに論文のpdfを放り込み、キンドルで読んだのだが、メチャクチャ読みにくい。どうもpdfを変換してキンドル用のpdfにしなければ読めたものではないようだ

pdf.wondershare.jp

 

正直ちょっと面倒だな・・・まあこれくらいの手間はしょうがないか。キンドル用のpdfに変換するとキンドルで読みやすくはなったが、ところどころ変換ミスというか、設定ミスがあって、図が前後したりする。これも工夫でなんとかなるのか

 

研究室にいるあいだ暇だから、修論texでぼちぼち書いている。研究室のPCと自宅のPC両方で書き、googleドライブで同期している。卒論を書いたときから変わらない方法だが、いい加減バージョン管理をしたい。とはいってもgitとかバージョン管理システムを個人で運用するの面倒臭そうなんだよな・・・git一応使った経験はあるけど、環境を構築する方法は知らないんだよね。

 

なんでもいいんだけど、プログラミング言語とかgitとかSQLの勉強を始めるさい、環境の整備とかが果てしなく面倒。まず環境を作るのにある程度知識が必要だし、初心者には敷居が高すぎる。codeacademyとかは擬似的な環境を提供してプログラミングの練習させてくれるから重宝するんだよな

 

無題

任意のテキストファイルを読み込み、データの最後尾(先頭も?)をゼロ埋めしてくれるようなpythonスクリプトを作ろうと思ったが、気力がない。老いた。てかそのあとの処理はigor上でするのだから、igorでゼロパディングするマクロを実装できればいいのだが・・・あと風邪を引いた。今週実験しようと思っていたのだが。まあ4月中にすればいいか・・・

 

親の頭はおかしいままだし、改元はされるしでやる気がない(元号が変わるのは特に関係がない)。

LOLICEPT先生追悼

LOLICEPTという有名な絵師が亡くなった。

ja.wikipedia.org

いや、文字通り亡くなったわけではなく、各SNSのアカウントを消し、二度とLOLICEPTの筆名を使わない、との宣言を、復活(いつかまた消すのではないか)させたTwitterで宣言された。

 

LOLICEPTの活動領域はエロ絵・エロ漫画であることから、ここにはその作品内容や作風については具体的に触れない。LOLICEPTの作品の特徴を挙げるなら

  • 高度に写実的な作風
  • マニアには理解できる高いこだわり
  • 高い更新頻度

”三高”である。LOLICEPTTwitterが消えたのは、確か先週の土日のことだった。その時点では未だpixivの作品群は残っていたので、急いでpixviの全作品をDLしておくべきだったのだが、ちょっと億劫だったのと、まさか全作品消すことはあるまい、と思い、戦車に乗っていたのを後悔している。さっき、いつ消えるかわからないTwitterにうpされた絵を全てDLしたが・・・できればpixivの絵を全部欲しかった。

 

LOLICEPTの作品は、他とは一線を画する内容であり、まさに日本の宝といっても良い(じっさい、Twitterのフォロワーは19万人いるし、海外ファンも数多く、温かい声援が送られている)。そのブランドの価値は非常に高い。それを全て消し去ることはないだろう・・・いつの日かの復活を祈る。

SHIROBAKOという人生

前々回の記事で、P.A.Works制作の働く女の子シリーズを紹介した。

panzerkampf.hatenablog.com

その中の一作「SHIROBAKO」について再度レビューする。

 

良い点

  • 恋愛要素がないこと
  • 作画が安定していること
  • 無理がある、または非現実的な展開が少ない

珍しい点

  • 物語性があまりない
  • ある問題が発生したとき、別の展開をはさみながら、数話をかけて解決される

悪い点

  • 主要登場人物の外見が被る。キャラデザのぽんかん(俺ガイルの人)は以下のようにデザインしたみたいだが、一番右が黒髪に変更されていて、一番右と左から2番目の区別をつけづらくなっている。

    f:id:panzerkampf:20190117192604j:plain

     
  • 3D少女(一番右)が活躍する場面ゼロ。
  • あとはまあ・・・いいか・・・

~あらすじ~

上山高校アニメーション同好会の5人は、いつか全員で商業アニメを誓いあった。その中のひとり、宮森あおいは、中小アニメ制作会社に入社して半年も経たない新人である。アニメ業界の一癖も二癖もあるクリエイターの間に入る役割を通して、あおいは、自分にできることを少しずつ見出していく。

 

さて、SHIROBAKOは、単なる娯楽作品に留まらない。視聴者の仕事に対する姿勢を正してくれるのだ。SHIROBAKOの登場人物が犯す失敗は、一般の職場でも起こりうるからだ。

 

この記事のタイトルを「SHIROBAKOという人生」とした。SHIROBAKOでは、それこそダビンチコードみたいな大事件が発生するわけではないし、登場人物が超人的な能力を持っているわけではない。物語性が薄いのだ。誰しも幼いころは物語の主人公になりたいと思ったことがあるのではないだろうか。そういう意味では、SHIROBAKOは少年少女には面白く感じられないかもしれない。しかし、人生は物語的でないほうが良い。SHIROBAKOみたいな感じが良い。SHIROBAKOはちょっと大人のアニメであり、人生を描いたアニメなのだ。

 

 

 

 

 

 

宮森あおいと今井みどりと矢野さんと小笠原さんは俺の嫁

TeXのtips

TeXで便利なパッケージを紹介する。といっても大した話はできない。

  • amsmath

数学とか物理の論文を書くなら必須のパッケージ。いろいろな数式環境とかシンボルが実装されている。たとえば、align環境。数式を連立させるとき、

 x+2y=3

2x+3y=13

のイコールの位置を揃えることができる。似たようなことができる環境にeqnarray環境があるが、現在は非推奨。

amsmathには他にも様々な数式環境が用意されているので、用途に合わせて使う。

また、シンボルとして、例えば\pmなどが実装されている。TeX文書中では、絶対にプラスマイナスなどと打ってIMEで変換させて打ってはいけない

 

amsmathパッケージを使用するとき、普通はamssymbパッケージも併用する。

\usepackage{amsmath,amssymb}

とプリアンブルに宣言しておくこと。

  • physics

物理を議論する数式を書くのに便利なコマンドをいろいろ実装したパッケージ。詳細は以下のpdfファイル

http://mirrors.ibiblio.org/CTAN/macros/latex/contrib/physics/physics.pdf

を参照してほしい。()を大きくするために、\left\rightを打つより楽なコマンドとか、楽な行列記法とか色々ある。

  • siunitx

組み立て単位に適当なスペーシングを入れて整形してくれたり、数値と単位の間の間隔を調節してくれるパッケージ。これもほとんど必須だと思う。

働く女の子シリーズ

毎年恒例の昼夜逆転寝正月である。たまに起きたと思ったら、ゲーム(world of tanksというクソゲー)をしたりアニメを見て過ごしている。1/4(金)から仕事始めで、今から非常に憂鬱である。

 

さて、P.A.Worksの「働く女の子シリーズ」を見ている。現在までで独立した内容の三部作が作られている。仕事を通して成長する女の子たちの物語、といって良いだろう。監督はそれぞれの作品で異なるので、作風も異なる。それぞれ簡単にレビューしていきたい。

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好きなバンドについて

Syrup16gというバンドがある。最近は彼らの曲ばかり、ウォークマンのプレイリストに入れて聴いている。Syrup16gの気風を一言で表すならば、メンヘラ(サブカル女子、水商売の娘など)御用達バンド、といったところである。今年に入ってSyrup16gを聴き始めたが、彼らの雰囲気にどっぷり浸かり、自分もすっかりメンヘラになったような気がする。ボーカルとギターをこなす五十嵐の人柄が魅力的である。彼はダメ人間を代表するような人間で、不思議と放っておけないような人柄である。半ニート引きこもりである彼を養いたいと言うファンは数多いだろう。

 

好きな曲をいくつか挙げる。

 

タクシードライバーブラインドネス

一番好き。ポップだが明るすぎず、暗すぎず。冒頭の

「ニュースは毎朝見る ところで思うんだが 占いのコーナーってあれ何 これから眠るのに最悪とか言われて 結構感じ悪いんですけど」

という歌詞で五十嵐の私生活が伺い知れる。

 

・デイパス

Day pass と抗不安薬デパスをかけたタイトル。思うに、これは引きこもりニートの精神状態を歌った曲である。それも、就職活動中だろう。

「君は死んだほうがいい 外の生活はどんな風」

という歌詞は強烈。朝の電車で聞くと一発で鬱になり、家に帰り引きこもりたくなる。

 

・ハピネス

電車に揺られながら夕焼けを眺めるとBGMに流れてきそうな曲。もしくは、ゴッホの「悲しむ老人」を見ながら聞くと良いだろう。

「ねえ そんな普通を みんな耐えてるんだ ねえそんな苦痛を みんな耐えてるんだ」

という歌詞で涙が出そうになる。この思いは誰しもが抱くものだろう。

 

Syrup16gのにわかオタクがつらつらと語ってしまった(しかも早口で)。Syrup16gは気分を暗くするバンドではあるが、それだけではない。自分の心の弱い部分を代弁し、叫び、曲の最後に僅かながらの救済を与えてくれる。しょうがねえから、明日も生きてやろうかな、という気持ちになる。そんなバンドである。