働く女の子シリーズ

毎年恒例の昼夜逆転寝正月である。たまに起きたと思ったら、ゲーム(world of tanksというクソゲー)をしたりアニメを見て過ごしている。1/4(金)から仕事始めで、今から非常に憂鬱である。

 

さて、P.A.Worksの「働く女の子シリーズ」を見ている。現在までで独立した内容の三部作が作られている。仕事を通して成長する女の子たちの物語、といって良いだろう。監督はそれぞれの作品で異なるので、作風も異なる。それぞれ簡単にレビューしていきたい。

 

第一作 「花咲くいろは」 2011年放送

東京に住む女子高生が、ひょんなことから、片田舎の経営が傾きつつある旅館に仲居として働くことになる話。

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花咲くいろは

 面白いんだ、面白んだけど....

  • 登場人物のほとんどがガイジ

びっくりするほど空気が読めず、とつぜん突飛な行動をとる主人公をはじめ、ほとんどの人物がガイジである。見ててイライラするかもしれない。

  • 恋愛要素

多くの恋愛要素が含まれる。これ以降の作品には全く恋愛要素がないのだが、「花咲くいろは」にのみ存在する。お色気要素もある。

 

ネガティブな点を書いてしまったが、これも作品の味である。名作ではある。

 

第二作 「SHIROBAKO」2014年-2015年放送

高校のアニメ同好会の5人が、それぞれの役割を持ってアニメ制作に携わる話。

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SHIROBAKO

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主人公の宮森あおい。かわいい。


シリーズの中で一番完成度が高いというか、一般受けする作品だろう。実は僕はまだ7話までしか見ていない。

  • 恋愛要素が皆無。

監督の水島努ガルパンの人)が恋愛要素は苦手とのことで、当作品には恋愛要素がまったくない。露骨な萌え描写もない。

  • リアルな描写

主人公の職場には目に余る無能が数人いる。現実でもありそうな失敗の尻拭いを主人公がする展開が多い。「花咲くいろは」にはなかった展開である。仕事がつらく、酒に頼ってしまう場面もあるが、仲間たちとの助け合いで困難を乗り切る。働いたことがない僕が言うのもなんだが、リアルな描写なのではないだろうか。

 

第三作「サクラクエスト」2017年放送

東京に住む普通の女子大生が、ひょんなことから富山の片田舎の町起こしのリーダーをすることになる。最初は東京に帰ることばかり考えていた主人公だったが、仕事を通して意識が変わっていく、という話。

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サクラクエスト

シリーズで唯一リアルタイム視聴した作品である。評価は非常に難しい。最後はこうなる、とわかりきっているだけに。シリーズで一番面白くないのだが、不思議な魅力を持っている。朝ごはんを食べる時間に見るのがちょうどいいのではないか。ハートウォーミングなストーリーである。